暗闇の中で止まらぬ揺れに目を凝らし
2010年2月27日 日常今週は、前の会社に居たとき以来(まる6年ぶりかな)、
フルタイムでシフトを組んでいた。
あたしの仕事は、来月に向けた月の後半が忙しいから。
んで、2ヶ月に1度とか、3ヶ月ごとに作成する資料とかが
重なっちゃうと、パニック。
とてもパートの時間(月110時間)では足りないわけで。
なので、この時期にちまちまと4~5時間組むよりは、
ガバッ!と8時間組んでしまえ!と。
アタシとしては、本当にこの8時間を、自分の業務につぎ込むつもりでいたけど
作業場のお引越しが急遽決まってしまったので、その荷造りもしなければならないことに!
あーあーあー なにもキコエナーイ なにもワカラナーイ
って状態だった・・・。
で、「やっと明日は休みだっ!!」
仕事着はドロドロで、カラダも調子悪くて風邪気味で、おまけに連日睡眠不足。
今日はベッドに入ったら、たっぷり寝るぞ!って思って寝たわけで。
寒さはもうピークを過ぎたので、
保温のために一番上に敷いていたフリースの毛布2枚と
敷き毛布の代わりに敷いていたちゃんちゃんこをとっぱらい、
タオルケット2枚と羽掛け布団と枕だけにしてもぐりこみ、
溶けるように眠りについた。
ユサユサユサ・・・と小さく体が揺すられた。
(じ し ん だ !)
ユサユサ・・・そして、くぁッと揺れが大きくなった。
キィコ、キィコ、キィコ・・・かん高い、なんだか
建物が軋んでるような、初めて聴く音。
(おっ・・・お お き い !)
今まで40年生きてきて、これまでに体験したどの地震よりも、
揺れが大きくて、そして、長かった。
大学受験の、2次試験から帰ってきた日の夜の、震度3。
そして、去年かおととしではなかったか・・・緊急地震速報が運用始まって
初日の、震度4(でもこの時、あたしは車に乗り込んでる瞬間~車の中だったので、
さほど揺れの大きさを実感しなかったのよね・・・それでも、誰かが外で
車体を手で押して揺らしてるような小さな揺れは感じた)。
これらのどの地震とも違う、揺れ。
(と ま っ て ! と ま っ て !)
何時だろう
枕もとの時計に目をやるなんて余裕も全くないまま
暗闇にぱっちりと目を見開いて、あたしは天井を見つめるだけだった。
何もできず、動けぬままに。
目をこらして天井を見つめたままアタシの頭の中をめぐっていたのは
(これ以上揺れが大きくなったら、あたしのところに飛んでくるモノはなんだ!?)
とか
((玄関から一番遠いところに寝てるので)揺れが収まったら玄関まで無事にたどり着けるのか!?)
とか
何より、阪神大震災をはじめとした、今までの震災で被災した人々の当時の心情に
思いをめぐらしていたのだった。
そして、以前読んでいたあの人の文章を思い出していた・・・(↓)
揺れは小さくなっていって、でも長く長く続いた・・・気がした。
思い切って起きて、枕もとの時計を見ると、5時半。
日の出の時間にも早い。
でも。
窓の外の空気の様子が。
人々が、起きている、気配がした。
息を凝らして、今起きたことを
この闇の中に見つめている気配がした。
多分、今日を境に、この島の人々の地震への考えが変わったと思う(もち、あたしも含む)・・・。
それにしても、あたしんちの食器棚とか本の山とかが崩れなかったのが、奇跡だわ・・・;
これからはちゃんと整理整頓・地震対策するよ!!(涙
フルタイムでシフトを組んでいた。
あたしの仕事は、来月に向けた月の後半が忙しいから。
んで、2ヶ月に1度とか、3ヶ月ごとに作成する資料とかが
重なっちゃうと、パニック。
とてもパートの時間(月110時間)では足りないわけで。
なので、この時期にちまちまと4~5時間組むよりは、
ガバッ!と8時間組んでしまえ!と。
アタシとしては、本当にこの8時間を、自分の業務につぎ込むつもりでいたけど
作業場のお引越しが急遽決まってしまったので、その荷造りもしなければならないことに!
あーあーあー なにもキコエナーイ なにもワカラナーイ
って状態だった・・・。
で、「やっと明日は休みだっ!!」
仕事着はドロドロで、カラダも調子悪くて風邪気味で、おまけに連日睡眠不足。
今日はベッドに入ったら、たっぷり寝るぞ!って思って寝たわけで。
寒さはもうピークを過ぎたので、
保温のために一番上に敷いていたフリースの毛布2枚と
敷き毛布の代わりに敷いていたちゃんちゃんこをとっぱらい、
タオルケット2枚と羽掛け布団と枕だけにしてもぐりこみ、
溶けるように眠りについた。
ユサユサユサ・・・と小さく体が揺すられた。
(じ し ん だ !)
ユサユサ・・・そして、くぁッと揺れが大きくなった。
キィコ、キィコ、キィコ・・・かん高い、なんだか
建物が軋んでるような、初めて聴く音。
(おっ・・・お お き い !)
今まで40年生きてきて、これまでに体験したどの地震よりも、
揺れが大きくて、そして、長かった。
大学受験の、2次試験から帰ってきた日の夜の、震度3。
そして、去年かおととしではなかったか・・・緊急地震速報が運用始まって
初日の、震度4(でもこの時、あたしは車に乗り込んでる瞬間~車の中だったので、
さほど揺れの大きさを実感しなかったのよね・・・それでも、誰かが外で
車体を手で押して揺らしてるような小さな揺れは感じた)。
これらのどの地震とも違う、揺れ。
(と ま っ て ! と ま っ て !)
何時だろう
枕もとの時計に目をやるなんて余裕も全くないまま
暗闇にぱっちりと目を見開いて、あたしは天井を見つめるだけだった。
何もできず、動けぬままに。
目をこらして天井を見つめたままアタシの頭の中をめぐっていたのは
(これ以上揺れが大きくなったら、あたしのところに飛んでくるモノはなんだ!?)
とか
((玄関から一番遠いところに寝てるので)揺れが収まったら玄関まで無事にたどり着けるのか!?)
とか
何より、阪神大震災をはじめとした、今までの震災で被災した人々の当時の心情に
思いをめぐらしていたのだった。
そして、以前読んでいたあの人の文章を思い出していた・・・(↓)
本(「人生ピロピロ」だったはず)にも書いてあった内容なんだけど、
ご本人がサイトにも載っけていた↓
『さとなおのいろんなコラム』
「体験!阪神大震災」
http://www.satonao.com/column.html
揺れは小さくなっていって、でも長く長く続いた・・・気がした。
思い切って起きて、枕もとの時計を見ると、5時半。
日の出の時間にも早い。
でも。
窓の外の空気の様子が。
人々が、起きている、気配がした。
息を凝らして、今起きたことを
この闇の中に見つめている気配がした。
多分、今日を境に、この島の人々の地震への考えが変わったと思う(もち、あたしも含む)・・・。
それにしても、あたしんちの食器棚とか本の山とかが崩れなかったのが、奇跡だわ・・・;
これからはちゃんと整理整頓・地震対策するよ!!(涙
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