「異常」というより「変化した」が正しいのかもなぁ

さすがにもう、夏のクマゼミの声は聞こえなくなった。

夕暮れ時の「シャウー、シャウー・・・」と山に甲高く響く秋のセミが。

でも・・・出張で高速移動して、途中のパーキングエリアに立ち寄って気づいた。

「あっ、これは・・・！」

秋の昼間に鳴くセミだ。

「ジーワ、ジーワ、ジ～・・・」

そうだった。

ちょうど今頃って、運動会シーズンで、このセミの鳴き声をＢＧＭに、
運動場で毎日真っ黒になって練習してたっけなー。

土の庭はすべてコンクリートやアスファルトに変わってしまった分、
どんどんセミの声が聞こえなくなっている。
クマゼミどころか、この秋のセミまで、アタシんちの近くでは
鳴かなくなったんだなぁ・・・。

なつかしさにしばしその場で立ち止まり。

しかし正直、ちょっと愕然としてしまった・・・。

今はもう、2学期制のところは梅雨時の５～６月に運動会やるところもあるらしいけど。
でもさぁ。
あの時期の空気は、雨がよく降るせいでとても透明に澄んでいる分、
紫外線は直接肌を「刺す」んだぜー。
マジで命の危険を感じる暑さなんだけどナァ、この頃の暑さって。
この亜熱帯の島に、２学期制は絶対に（気候的に）合わないのにねぇ～；って、
学校の先生やってる友人がぼやいていた。
あたしもそう思うよ・・・；

やっぱ今頃の時期が、運動会にぴったしだよねぇ。

もうすっかり、台風はこちらに立ち寄らなくなってしまった。
異常気象というよりも、もう「地球上の環境が変化してしまった」んだなぁ・・・そう思う。