まだ刈り取られないさとうきび

あたしが制服を着て学校に行っていた時は。

あの広大なサトウキビ畑が刈り取られたら、その学年がもうすぐ終了する合図だった。

低い雲で覆われた暗い空に、鬱々とした気持ちになりながら、授業中の窓から眺めたあの緑の風景は、まだあたしの脳裏に残ってる。

一面の畑はまるで水面が波打つように、吹き荒ぶ北風にゆらり、ゆらりと揺れていた。

明日は、市街地の大きな小学校の卒業式ラッシュ。

あぁ、明日が卒業式なのか、と思いながらふと眺めた窓の向こうの小さなキビ畑には、まだ刈り取られてないサトウキビが。

（あれ？・・・もうこの時期にはとっくに刈り取られてるはずなのに・・・）

・・・なんだか以前にくらべて、細い気もするし。
まだ刈り取るには早すぎる、のかな。

ちょっと季節感がずれてる気がして、なんだか拍子抜けした帰り道。

冷たいけど、この空気の湿気の密度感・・間違いなく、このシーズンのものなんだけどな、とか思いながら。

久しぶりにYouTubeにアクセスして、この時期にぴったりなケツメイシの「さくら」「トモダチ」なんぞ眺めていたら、なんだかあの刈り取られないサトウキビを思い出して、切なくて泣けてくる。

そこを立ち去るべきなのに、季節が変わりゆき、次へのステージにすすめないままに立ち尽くす自分を見てるような気がして。

暑くなったり寒くなったり、とっても気まぐれで不安定な今の時期の天気みたいに、あたしの方も不安定だ。

久しぶりに、弟弐の夢を見たからか。

現実と同じように（夢の中でも）死んだことになっている（設定で）夢ばかり見ていたのに、珍しく生きて夢に出ていたから。

高校の時の友人も、今年（あたしの数え間違いでなければ）七回忌を迎える。

今はいろんな本があるから（それこそ本の本、もあるし）そうした本を手に取るとき、彼女が生きていれば、この本も読んだのかな、と思うことがある。

あの畑に立ち尽くすサトウキビは、まだ刈り取られてないあたしの思いが立ってるみたいで、切ない。



カラダメモ*****************************************************************
昼前にムカムカ感。胃の辺りかな？
昨日～今日・・・おそらく明日あたりまでが、生理のピーク。
おなかの痛みがないときは、代わりにこうしたムカムカ感が来るカンジ。
前回はあれほどにおなかと背中（腰）が痛かったのに・・・あれが嘘のように、今回は無し。
ストレッチを（生理が始まってから）控えてるせいなのか、アーモンドを毎日ボリボリかじってるからなのかしら？
ま、食事も若干違えてるんだけどね。



あ～・・・
天気も回復傾向にあるから、そろそろ、台所の洗い物とかゴミ出しをどうにかせねば・・・。
ご飯も炊いて、冷凍ご飯のストックも。
食材も使っていかなくては・・・っ！

あ！
あと、なんとしてでもローズマリーの挿し木を成功させねば・・・つ、土を買ってこなくては！
小さい鉢も！
（今、コップに水でなんとか生きながらえてるカンジ；）

どうやら来月は、出張が増えるようでな～・・・シーミーもあるのにー；
体力つけなくてはー