●体重●
74.0kg

★朝食★
沖縄スギ刺身6切れ(&大根と人参のつま・両手にこんもり&しそ1枚)
トラウトサーモン刺身7〜8切れ

★昼食★
ヤクルトの紙パック豆乳飲料ラックミー(コーヒー味)

★夕食★ 兼 ★昼食★
ロッテリアにて
・イタリアンサンド
・ライ麦パンの方のエビバーガー
・フライドポテト
・アイスカフェラテ
・みつ豆シェーキ(おいしかった!でも超甘いけどね;)

 会社の冷蔵庫の扉には、大きく張り紙がしてある。
「1日以上放置されてるものは処分いたします。ご了承くださいませ!」
「入れた日付と時間を記入してください」
 小さい箱も貼り付けてあって、マジックペンが2〜3本入っている。
 冷蔵庫が、飲みかけのペットボトルや缶でぎっしりになったことがあるので、それから取られた処置っていうか。
 で、みんな結構守ってくれてる(ヒトのほうが多い)。
 どのペットボトルや缶にも、日付が記してある。
 あたしは、日付と、時間(出勤してすぐ入れるので、8:00とか14:00とか、勤務開始時間を書いている)を書き、さらに!(ちゃんとあたしのとわかるように)マル『な』も書き添えてるのだ。
 今日は早くからハラがヘリ『ぐ〜う〜う〜』子供みたいにハラ鳴らしてさ・・・;
 やっとこさ休憩に入って、食堂の席を取って・・・冷蔵庫を開けた・・・
「お?」
 ない。
 あー!またアレか(前に、ケーキかなんかの大物が入ったとき、勝手に下段の野菜室に移動されてたことがあったので)ここね、野菜室・・・
「ん!?」
 ない。
 まさかね・・・冷凍庫も引き出して見る・・・
「ない!?」
 うそ!?
 もっかい、上から順に、舐めるようにゼ〜ンブ探してみる・・・
「ない〜!?」
 捨てられたんだ!!
 ガ〜ン・・・涙出そう。
 急いで掃除のスタッフの控え室に走った。
 コンコン・・・中から、食事中のあんちゃんが二人。
「冷蔵庫の中のモノって、どこに行くかわかりませんか!?」
 コーフンしながら、あんちゃんにワケを話したら
「あー冷蔵庫、ウチじゃないっすよ。総務ですよ。ヒトのものだしーってンで、冷蔵庫だけは、総務が管理するからってことで、僕らは一切さわってないんですよ」
「僕も捨てられたこと何回かありますよ」
 総務か・・・ってことは、なんとなく予想が・・・。
 急いで階段を上がる。
 総務が誰もいない・・・Iさんがいる・・・わかるかな?
「冷蔵庫の食べ物って、誰が処分してるかわかります?」
「あー、あれ総務の朝のヒトらしいよ。勤務表見てみたら?・・・えーと・・・Aさんとチーフだ」
 !・・・やっぱり・・・(あーだんだん確信が・・・;)。
「金庫室にAさんはいるよ、聞いてみたら?」
 タイミングよく、Aさんが出てきた・・・聞いてみる。
「今日はチーフがやってるけど」
 やっぱり・・・;
「今、食堂で休憩取ってるはずよ」
「ありがとう!」
 ズンズンズンズン・・・どうしてくれようかしらんーよホント。
 寝てる、チーフ。
 寝てるけど・・・現物、見ないことには、っていうのがあって(もしかすると、あたしが今日の日付を間違って書いてしまったかもしれないし)食べ残し入れを覗いて見た・・・
「!(ある・・・)」
 パパッとライスが、そのまま捨てられてる。
 燃えないゴミのゴミ箱、ふたを取って、手を突っ込んで探した・・・何が悲しくて、ぐちょぐちょのゴミ箱に手ェ突っ込まなきゃいかんのサ・・・
「あ(った・・・!)」
 マル『な』印のついたビニールが。
 紛れもなく、今日『5/8 8:00』と書かれた、あたしの昼ごはんが入ってた、ビニール袋が。中身だけ捨てられて、空になった惣菜のトレーも、ちゃんと二つ、入ってる。
「###・・・!!」
 チーフ、寝てたけど、起こした。
 で、食堂だし、何人か従業員もいるので、取り乱し「すぎ」ないようにしようと心がけた「つもり」だけど(どうだろう)。
「今日、冷蔵庫整理しました?」
「あ、期限過ぎたものは」
「これ(ビニールを見せながら)、今日の日付で、今日朝、入れたものなんですけど#」
 チーフは驚いて、謝ったんだけど・・・
「賞味期限だと思って・・・ごめんなさい!」
何度も謝りながら・・・でも、すぐにそこにあった「財布」に手をかけたのが、あたしの神経にサワッタ。
「これで・・・」
といいながら、千円札を出す。
「いいです、いらないです!・・・気をつけて下さい、今度から・・・#」
 さっさと場を離れて、ビニールもゴミ箱に捨てて、食堂を出た。
 涙が止まらない。
 ロッカーにいったん戻るけど、もう悔しくてたまらない。
「あーもう(この休憩時間を)どうしよう・・・」
 珍しくヒトリゴト言いながら、立ち尽くしてた。
 うーなんか悲しいので・・・彼に、事の顛末をメールした。
 で、ひと通りのやり取りを済ませて、ちょっぴし落ち着いたので・・・手も汚れてるし、その汚れた手で財布も持ったので、財布もちょっと汚したし・・・とりあえず、トイレに「おこもり」しに行った。
 そしたらさあ・・・頭上のスピーカーから聴こえてきたわけだ・・・もの悲しいメロディーが・・・。
 ホントにねー、泣きながら笑っちゃったよ;
『あたしゃ ほんとに 悲しい おかあさま〜』
ってカンジでさ・・・。
 おそらく「母の日」向けで・・・ってことなんだろうけど、どうかなあと思うのよ?・・・だって、マイナーコードの曲なんだもの;
 「おか〜あさん な〜に♪」ってのと「ぼっくのてと ママ〜のて♪」ってのと、この「ほんとに やさしい おかあさま〜♪」の『たった』3曲が、朝から晩まで延々延々・・・と、流れているわけよ!
 最初の2曲は、まだほのぼのと明るいからいいけど・・・3曲目のって、ど〜・・・も、悲しげなのよね〜メロディーが。
 おそらく、著作権がらみだろうなと思う(ネットで検索したら、昭和10年ごろの曲らしい)けど・・・どうかなあ;
 歌詞が(母の日にふさわしいから)よけりゃいいってモンでもないと思うんだけどねぇ・・・;
 そんなこんなでトイレで「おこもり」も飽きてきたので、ドアの外に出ると、いるじゃん、チーフ;
 でも、手に千円札握ってる時点で、
「あーもうだめだ」
と思った。
 明らかに・・・前の会社の上司に、似すぎてる。
 やることなすこと、すべてそっくり・・・。
「なこさん、ずっと探してた」
「ホントにごめんなさい」
「このままだと私の気がすまないから、受け取って」
この最後のセリフ・・・あたし聞いたことあるのよね(前の会社の上司から)・・・超〜フクザツで、フシギな気分だったさ・・・。
 でも、お金を見せられて、しつこいのは・・・あたし嫌いで。
 せっかく、なんとか気分を変えようと思ったんだけど・・・結局意固地になってしまって、
「いいです。いらないです。これから気をつけてくれれば、それでいいですッ#」
と吐き捨てて、トイレを出た。彼女は、そのままの姿勢で立ち尽くして、あたしが出てゆくのを眺めてた。
 ああ、そういうところも(前の上司に)そっくりだなーって思いながら、あたしは食堂に置きっぱなしの道具を片付けに行った。
 行ったら、書き置きがしてあって(チーフの)。
 ま、本当にごめんなさい、これからは気をつけます・・・っていうような、謝罪文としては100%文句のない文章だったのだ。
 これで終えてたらよかったんだけどね・・・追いかけられるのは、嫌いだ。

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